こんにちは。odangoです。
今回紹介したいのは文豪ストレイドッグスという
異能力バトルが繰り広げられるアニメ作品です。
2023年1月に第4期の放送が決定している文豪ストレイドッグス。
大好きな作品なので、放送が楽しみで仕方ありません。
そこで、「今、この作品を知ったよ」という方に
文豪ストレイドッグスに興味を持ってもらう為、
勝手に魅力や概要をお伝えしたいと思います。
文豪ストレイドッグスとは
一言でいえば異能力を持った文豪がバトルを繰り広げるバトルアニメです。
「文豪ストレイドッグス」
原作:朝霧カフカ
漫画:春河35(ヤングエース)
監督:五十嵐卓哉
キャラクターデザイン・総作画監督:新井伸浩
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:ボンズ
【Introduction】
孤児院を追い出され、餓死寸前の青年・中島敦が出逢った風変りな男たち。
白昼堂々、入水自殺にいそしむ自殺嗜好の男・太宰治。
神経質そうに手帳を操る、眼鏡の男・国木田独歩。
彼らは、軍や警察も踏み込めない荒事を解決すると噂される
「武装探偵社」の社員であった。
何の因果か、巷を騒がせる「人喰い虎」退治への同行を求められる敦だが…。
架空の都市ヨコハマ。登場するのは、文豪の名を懐く者たち。
その名になぞらえた異形の力が火花を散らす。
奇怪千万の文豪異能バトル、ここに開幕。
主な登場人物(1期~3期)
武装探偵社
中島敦(主人公) CV:上村祐翔
【能力】月下獣
太宰治 CV:宮野真守
【能力】人間失格
国木田独歩 CV:細谷佳正
【能力】独歩吟客
江戸川乱歩 CV:神谷浩史
【能力】超推理
谷崎潤一郎 CV:豊永利行
【能力】細雪
宮沢賢治 CV:花倉洸幸
【能力】雨ニモマケズ
与謝野晶子 CV:嶋村侑
【能力】君死給勿
泉鏡花 CV:諸星すみれ
【能力】夜叉白雪
田山花袋 CV:鈴村健一
【能力】蒲団
谷崎ナオミ CV:小見川千明
福沢諭吉 CV:小山力也
ポートマフィア
芥川龍之介 CV:小野賢章
【能力】羅生門
中原中也 CV:谷山紀章
【能力】汚れつちまつた悲しみに
梶井基次郎 CV:羽多野渉
【能力】檸檬爆弾(レモネード)
尾崎紅葉 CV:小清水亜美
【能力】金色夜叉
夢野久作 CV:工藤晴香
【能力】ドグラ・マグラ
森鷗外 CV:宮本充
【能力】ヰタ・セクスアリス
樋口一葉 CV:瀬戸麻沙美
ギルド
フランシス・F CV:櫻井孝宏
【能力】華麗なるフィッツジェラルド
ルーシー・M CV:花澤香菜
【能力】深淵の赤毛のアン
ジョン・S CV:河西健吾
【能力】怒りの葡萄
ラヴクラフト CV:武内駿輔
【能力】旧支配者
ナサニエル・H CV:新垣樽助
【能力】緋文字
マーガレット・M CV:名塚佳織
【能力】風と共に去りぬ
マーク・T CV:吉野裕行
【能力】ハック・フィン&トム・ソーヤ
ポオ CV:森川智之
【能力】モルグ街の黒猫
死の家の鼠
フョードル・D CV:石田彰
【能力】罪と罰
能力の内容はぜひアニメで楽しんでください。
個人的に好きなのは、谷崎の「細雪」と中也の「汚れつちまつた悲しみに」。
印象的だったのは、芥川の「羅生門」と与謝野さんの「君死給勿」。
あ、そういう感じなんだ…!とびっくりした覚えがあります。
ちなみに、黒の時代編の十五歳編というものがあるので、
登場人物をさらっと書いておきます。
(なぜなら黒の時代編が本当に好きなので)
黒の時代
太宰治 CV:宮野真守 ※能力省略
織田作之助 CV:諏訪部順一
【能力】天衣無縫
坂口安吾 CV:福山潤
【能力】堕落論
森鷗外 CV:宮本充 ※能力省略
十五歳
太宰治 CV:宮野真守 ※能力省略
中原中也 CV:谷山紀章 ※能力省略
蘭堂 CV:内田夕夜
【能力】不明
森鷗外 CV:宮本充 ※能力省略
主なストーリー
基本的にはネタバレなしで楽しんで欲しいので、
かなり大まかな内容を記します。
1期 2016年4月~
主人公の敦が「武装探偵社」に入るまでの物語から始まり、
「武装探偵社」VS「ポートマフィア」という構図のバトルが繰り広げられます。
2期 2016年10月~
敵対する「ギルド」に対抗する「武装探偵社」と「ポートマフィア」。
双方それぞれの戦いや共闘がみられる物語となっています。
つまり、「ギルド」VS「武装探偵社」・「ポートマフィア」という
大々的な異能戦争が繰り広げられます。
3期 2019年4月~
「死の家の鼠」による攻撃を受け、それに対抗すべく戦う
「武装探偵社」と「ポートマフィア」の物語。
「死の家の鼠」VS「武装探偵社」・「ポートマフィア」という構図です。
また、「ギルド」の残党をめぐる物語も紡がれています。
黒の時代と十五歳は個人的に重要なお話だと思っているので、
何も考えず観てほしいです。
ただ一つ言えるとしたら、織田作之助は最高な男です。
あと、黒の時代は恐らく泣くので
ハンカチやティッシュを準備したほうが良いです。
織田作とジイドの戦いが本当に好きで好きで、
何回観たか分からないほど繰り返し観ました。
おすすめポイント
キャラクターが魅力的
とにかくキャラクターのほとんどがイケメンと美女ですが、
それぞれがしっかりとした個性を持っており、1人1人が本当に魅力的です。
性格や考え方もそれぞれ違い、この人ってこういう感じなのかなと
本来の文豪の方にも興味が湧きました。
ちなみに乱歩さんはイメージ通りの江戸川乱歩だ!と思いました。
誰が1番と決めづらいくらいみんな魅力的ですが、
あえて挙げるなら中也と乱歩さんが好きかもしれません…。
文豪に由来した異能がかっこいい
これはもうアニメーション制作のボンズさんのおかげなのですが、
本当に異能力の描写がかっこいいです。
戦闘向きの異能と戦闘向きではない異能もあるので、
すべての異能がバトルとして見られるわけではありませんが、
異能を使ったバトルはもちろん、通常の戦闘描写もかっこよく描かれています。
かっこいいだけでなく、綺麗であったり不思議であったり物理的であったり(笑)、
個性豊かな異能力が存分に楽しめる作品となっています。
人間臭い葛藤と成長
異能力を持った人間となると一般人と比べて規格外の超人のように思えますが、
普通の人達と同じように悩み、苦しみ、葛藤や戦いの末、
それぞれが成長していく人間臭さを感じるストーリー性が非常に魅力的です。
自分の価値や存在意味、認められたい想い、嫉妬など、
それぞれが様々な想いを抱え、成長していく様は胸に響くものがあります。
特に、一見やばそうな奴に見える芥川が個人的に一番人間臭くて好きです。
キャラクター同士の関係性
太宰に認めてもらいたい芥川や生きる意味を与えてくれた太宰に憧れる敦、
そんな敦が妬ましい芥川など、それぞれのキャラクター同士の関係性も
この作品の魅力といえます。
他にも因縁やバディ的な関係など、様々な人間関係や想いが渦巻いています。
ここでも特に、芥川が本当に一生懸命もがいていて、
やっていることは過激ですが、ただ認めて欲しいだけなんだよなおまえは…
と敵ながら頑張れよと応援したくなります。
以上が私が伝えたい魅力です。
あと補足するとすれば、声優陣が本当に豪華。
良く聞く名前の方々が沢山出ております。
ありがとうございます。
長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。
気になってくれた方は4期が始まる前にぜひこれまでのお話を観てみて下さいね。



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